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胸腺に起こる稀な病気

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胸腺腫と胸腺がん

胸骨の裏にある小さな臓器を胸腺と言います。胸腺は白血球を作り出し、免疫機能に働きます。胸腺に起こる疾患に胸腺腫瘍というものがあります。胸腺腫瘍は胸腺腫と胸腺がんの2つに分類され、胸腺腫の方が多く発症します。胸腺腫では症状の進行は比較的緩やかですが、胸腺がんでは腫瘍細胞の増殖スピードが速いため、転移することが多くなります。胸腺がんは胸腺腫瘍の1割から2割程度とされています。胸腺腫と胸腺がんは共に悪性腫瘍として扱われています。胸腺腫瘍は、ほとんどが成人に発生します。特に40代から70代に多く見られ、子供に発症することはあまりありません。男女差も見られません。日本国内での患者数は10万人に1人以下で、非常に稀な疾患と言えます。

胸腺腫瘍の治療には、手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法などがあります。基本的な治療法は手術になります。腫瘍摘出手術と併せて、術後に放射線治療を行うこともあります。放射線治療単独で行う治療では、腫瘍細胞の死滅もしくは成長を止める目的で行います。化学療法とホルモン療法は腫瘍細胞の死滅もしくは細胞分裂の停止を目的としています。これらの治療法は合併症や副作用などを伴う可能性があるため、担当医との事前の話し合いが重要になります。胸腺腫瘍の発生原因は、胸腺の老化です。明確な予防法がないので、早期発見が最も重要とされています。そのため、定期的な検査を受けることが推奨されています。検査によって早期に発見できれば、完治可能な病気です。